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組曲「展覧会の絵」
モデスト・ムソルグスキー
ヘルベルト・フォン・カラヤン
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ラザール・ベルマン
Pictures at an exhibition
Modest Petrovich Mussorgsky
Herbert von Karajan
Berliner Philharmoniker
Lazaŕ Naumovič Berman(Piano)
ムソルグスキーは、いわゆる『ロシア五人組』という呼ばれ方をしていますが、西欧の模倣ではなく民族的な性格をもった国民音楽を作ろうとしていたムソルグスキーの作品は、西欧の感性では受け入れ難いものでした。また、そもそも未完成のものが多かったので、彼の作品が世界に知れ渡ることが稀でした。
1922年にフランスのモーリス・ラヴェルがをオーケストラ用の編曲をしたことで、『展覧会の絵』を我々は知るようになったと言っても過言ではないかも知れません。
ラヴェルは「オーケストラの魔術師」といわれ、オーケストラから多彩な音色を引き出す才能に恵まれていました。指揮者クーセヴィツキーの依頼を受けたラヴェルは、この曲の持つ多彩な和音の可能性に触発され、二つ返事で答えています。
泥臭い原作とは打って変わった、ラヴェルらしい華やかで洗練された音楽に変容を遂げたので、全く新しい作品に生まれ変わったようなものです。
だれが聴いても、ラベル編曲の「展覧会の絵」はムソルグスキー作曲じゃない。たとえていうなら、ピカピカの超合金のロボット人形、砂糖菓子で飾られた複雑な模様のデコレーションケーキ、プラモデル。
【展覧会の絵:解説(1)より引用】
今回は、このラヴェル版とピアノ版を、廉価で聴き比べられる、カラヤン&ベルリン・フィルの演奏をご紹介します。
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