2007年07月29日

楽譜を「読む」− 第三楽章

音符は読めない、という方でも、「楽譜を読む」ことはできるのです。

スコアを始めて手にする人には、ガイドがあるとよいでしょう。
私が読んだガイドブックの中から、お勧めの3冊を紹介します。

まずは、スコアを出版している大手の全音からの一冊。題名はそのものずばりの「スコアリーディング」です。
オーケストラを構成する楽器たちと、それらがスコアの中でどのように「つながって」いくのかが分かりやすく解説されています。値段もとってもお手頃です。
オーケストラがどういう楽器で構成されているのか、大体はご存知かも知れませんが、では、作曲家が交響曲などを書くとき、それぞれの楽器にどういう役割を与えることが多いのか、どういうつながりをもって音楽が進行していくのか。ここに書かれていることは、音楽を本格的に理解する上で必要な要素です。

スコアリーディング (スコアを読む手引き)

スコアリーディング (スコアを読む手引き)


続いての一冊も、オーケストラすなわち交響楽団の構成について、よりヴィジュアルに解説されているガイドブックです。楽譜というよりは、演奏についての理解を深める上で役に立ちます。一気に読んでしまえる、楽しめる一冊です。

はじめてのオーケストラ・スコア―スコアの読み方ハンドブック

はじめてのオーケストラ・スコア―スコアの読み方ハンドブック


続いては、『N響アワー』でおなじみの池辺晋一郎による入門書。作曲家みずからが書いた本なので、なるほど楽器をどう「鳴らす」か、メロディーはどこに現れるのか、など、作曲者の意図を読む方法がふんだんに紹介されています。
それと合わせて、コラムがとても面白い。入門書ですが、オーケストラや音楽にある程度の関わりをもっている人にも初めて聞くエピソードが目白押しです。

オーケストラの読みかた―スコア・リーディング入門
オーケストラの読みかた―スコア・リーディング入門



どれも「入門」と書かれていますが、いつまでも繰り返し読み返すガイドとして長く使えますし、すでにクラシック音楽と長く付き合っている人にも、それゆえの新しい発見や楽しみ、知識の整理に役にたつはずです。
スポーツでも釣りでも、始めるときにはガイドが必要ですよね。クラシック音楽もそうですよ。






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